コラム

FXで勝つためにはトレード日記をつける。シンプルな売買記録の書き方

本気でトレードするなら、トレード日記(売買記録)は欠かせないですよね~
自分のトレードを振り返り失敗や成功を分析することは自分のトレードの改善に繋がります。

FXで負け続ける人はこのトレード日記(売買記録)をつけていない人が多いと思います。
トレードルールがなく衝動的にトレードして、少しでも利が乗ったら利食いし損失になったらそのままホールド(塩漬け)し、結局大損してLCのパターン。
このパターンの繰り返し・・・(私も最初の頃はノートはつけていませんでした…。)

そうならないように、トレードルールを作り、トレードルールに基づいてトレードし、その売買記録を書いていく。自分の長所・短所を知って、勝つパターン・負けるパターンがわかってくると負けにくくなってきます。

そのためにもトレードノート(売買記録)は大事です!

 

どんな時に負けて、どんな時に大損をして、このパターンの時は大勝できて、こんな時はトレードをしない・・・
トレードルールを見直し、検証し、改善していくとFXの勝ちパターンがみえてきます。

自分の負けるパターンを排除していくと少しづつ勝てるようになります!

もう一度言います。

自分の負けるパターンを排除(削除)していくと勝てるようになります!

 

今日はトレード日記(売買記録)について書きたいと思います。

●トレード日記(売買記録)に必要な項目

 

★トレード前
セットアップ(戦略トレード)

★トレード中(エントリー後に記載する)
・日付
・通貨ペア名 
・売りor買い(枚数)
・エントリーと時間、注文方法
・クローズと時間、決済方法
・保有時間
・損益(金額やpips)

★トレード後
・エントリーからクローズまで戦略のトレードだったか?または衝動的にエントリーしてしまったか・・・など。
・勝因、敗因
・今後の課題や反省点など。

トレードスタイルによっても異なりますが、この項目を記載するといいかと思います。
どこがシンプル?と言いたくなってしまうくらい項目がありますが、下にトレード日記のイメージを記載しています。

●トレード日記(売買記録)のイメージ

 

┃●今日の戦略(トレード前)

まず、トレード前にトレードルールがちゃんとできていますか?
戦略を考えてからトレードします。
エントリー、クローズ(利食い)、LC(ロスカット=損切り)が決まっていますか?
これが決まっていなければトレードできません。

・エントリー
(エントリーポイント、エントリー根拠)

・クローズ
(利食いポイント、利食いの根拠)

・LC (損切り)
(損切りポイント、損切りの根拠)

 

┃●トレード売買記録(トレード中)

★勝ちパターン(※例で記載しています)

日付 通貨
ペア
売買 エントリー
(時間)
注文方法 LC値 クローズ
(日時)
損益
(収支)
5/30 GBP/JPY 133.00
(23:30)
IDE 注文 132.00 137.00
(6/3 am9:30)
400 pips
               

 

 

┃●トレード後、結果は?(勝因、敗因、課題・・・など。)

エントリー理由(根拠) クローズ理由(根拠) 結果(勝因・敗因) 反省・課題…など。

(例)
戦略通りエントリーした。

雇用統計前で今回は大きく動きそうだったので一旦、抵抗線の手前で利確した。 勝因:戦略通りのトレードだったので勝てた。 まだクローズのサインはでていないのにクローズしてしまった。戦略通りクローズするようにする。

 

     

 

上のイメージは勝ちパターンであまり参考になりません。負けパターンが重要です!
負けた時のエントリー、クローズ、LCは戦略通りのトレードか?戦略通りならその戦略の見直し
そして、戦略以外のトレードだったら何故エントリーしてしまったのか?など・・・を書く。
そして、負けた時の感情、その後のトレード、などを細かく記載していき、負けパターンをまとめてそこからひとつづつ排除していく。

 

負けパターンとは(例)

・戦略以外の衝動的トレード
・戦略トレードだったが、LCになる前に少しの損失でクローズしてしまった・・・
・LCをずらしてしまった
・急な動きでエントリーポイントではないところでエントリーしてしまった
・LCになってしまったが、その後思った方向に動いたので再度エントリーしてLCになった
・少しだけスキャルピングで遊んでしまった(戦略以外のトレード)
・LCの方向に動いてきたので両建てしてしまった
・ナンピンしてしまった。
・損失を取り戻そうと戦略がないのにトレードしてしまった。

・・・などたくさんあります。

 

まったく同じトレードは一切ないので難しいですが、同じような間違いをしないようにしていくことが重要です。

●トレード日記(売買記録)まとめ

 

トレードノート(売買記録)は、人によって異なると思います。トレードスタイルによっても異なります。
これが正解ということはないし、自分で必要な項目があれば付け足したり、必要ない項目は削除したりしてください。
できるだけシンプルなトレード日記が長続きしますし、トレードの数が少ないほうが日記も書きやすいです。
トレードはやはりスイングトレードがオススメです。

スキャルピングは一日どれくらいトレードするのかわかりませんが、人によっては10回~このトレード日記を10回書くのは面倒です。デイトレードも一日1回~5回くらい・・・毎日トレード日記を1回~5回くらい書くのも面倒です。

週に1回~3回くらいならこのトレード日記も続くと思いませんか~
トレードはスイングトレードが本当にオススメです!大きく利をとれて、ストレスも少なくパソコンに張り付いていなくてもOKですし、夜も安心して眠れます。

 

以前、書いた記事、スイングトレードがおすすめの理由

私が使用しているエクセルのトレード日記(トレード売買記録)を今度ダウンロードできるようにしたいと思います。

 

トレード日記(毎日 or トレードの度)の他に、週の収支だったり月の収支、負けた時のまとめ、自分の負けるパターン、勝つパターンをつけていくと良いと思います。
そして、勝つパターンができると自信に繋がり、負けるパターンをまとめてひとつづづ負けるパターンを排除していくと勝てるようになります。

簡単なことではないですが、トレードはほとんどの人が負けるようにマーケットはできています。
金銭的な欲が絡んだり、損失が膨らんできて想定外の事が起こると、人は冷静になれなくなり、感情のコントロールが効かなく一回のトレードで大損してしまうことも多々あります。

そうならないようにトレードの記録をつけて、なぜ失敗したのか、何がダメだったのか、どうすれば次に活かせるのか、もっと上手にやるためには何をするべきだったのかなどの過去を振り返って検証し、反省をすることで、成長してより良い結果を生み出すことができると思います。

 

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